日帰り観光ではなく、お泊まりいただける方の特権。
それは、夜の美観地区をお散歩できることです。
江戸時代の町並みと西洋風の建築が入り交じる美観地区の雰囲気を損なうことなく、その新たな一面を見せてくれる、夜の美観地区の照明。
その景観照明は、世界的な照明デザイナーである石井幹子(いしいもとこ)さんがプロデュースしたものです。
昼間とは違って、お店も閉まって驚くほどの静けさに包まれる、夜の美観地区。
そこをゆっくりと歩く時間は、日常では感じられない体験になると思います。
お泊りの方は、ぜひその贅沢な時間を味わってみてください。
美観地区内、各所。
倉敷川沿いにある、日本の郷土玩具を集めた博物館。
『倉敷民藝館』の初代館長でもある外村吉之介さんの助言を得て、古い米蔵を活用して1967年にオープン。
約5,000点にも及ぶその点数の多さは驚異的です。
紙、木、土でできている玩具や和人形には、懐かしさを感じる方も多いはず。
倉敷市中央1-4-16
086-422-8058
●営業時間
10:00〜17:00
●定休日
1/1
※不定期で休業日あり
●料金
大人500円、中〜大学生300円、小学生以下無料(展示館のみ)
大原美術館の裏手にある、ギャラリーと一棟貸しのお宿。
ギャラリーの方は、会期によって変わる企画展がメイン(一部、常時販売の作品もあります)。
その作家さんのセレクトがとても芯が通っていて素敵なので、どんな作家さんでもじっくり見てしまうギャラリーです。
なお、この下でご紹介する日本料理店『Bricole』は、ギャラリーの方の2階にあります。
『滔々』さんと『Bricole』、セットでぜひどうぞ。
倉敷市中央1丁目6-8
086-422-7406
●営業時間
12:00~17:00
●定休日
月曜定休(4/17~定休日なし)
展示替えなどによる臨時休業については、公式サイトでご確認ください。
https://toutou-kurashiki.jp/
上述の『日本郷土玩具館』には、ショップとギャラリーも併設されています。
店内の雰囲気は、『日本郷土玩具館』さんとはまた少し違い、ガラス張りの明るい空間。
茶室の柱と屋根だけ残してリノベーションした建物です。
ショップでは、小谷眞三さん・栄次さんの倉敷ガラスを中心にした陶器や漆器、岡山産のお菓子などをと扱われています。
奥の蔵の『+1(プラスワン)ギャラリー』では、地元作家さんの個展もよく開催されており、独特の雰囲気の中で見る作品は見ごたえがありますよ。
岡山県倉敷市中央1-4-16
日本郷土玩具館 となり
086-422-8058
●営業時間
ショップ
10:00〜17:00
+1ギャラリー(展示会期中のみ)
10:00〜17:00
(最終日は16:00まで)
●定休日
1月1日
※不定期で休業日あり
『てまり』にお泊まりいただくお客様には、ぜひ行っていただきたいお店。
江戸時代の町家を利用した民芸品店です。
陶器や磁器のうつわやコップ、本染め手織の織物、吹きガラスなど、その名の通り『民藝』の心が息づいています。
名前の由来は、長らくお店をされてきた店主の小林融子さんの名前から。
小林さんが自ら足を運んで手に取って仕入れたものばかりを並べています。
倉敷遊楽窯や酒津榎窯などの素朴な作品から、小谷ブルーと呼ばれる倉敷ガラスまで。
手頃なものから本格的なものまで揃っています。
小林さんは2021年内で店主から引退され、2022年から写真家の山本尚意さんがお店を引き継がれて新たなスタートを切られています。
倉敷市阿知2-25-48
086-424-8722
●営業時間
11:00~18:00
※年に数回展示会を開催。
●定休日
月曜日、火曜日、水曜日