『暮らしの宿 てまり』を立ち上げた代表の犬養をはじめ、スタッフもこよなく愛するお店ばかりです。
私たちの宿に泊まっていただける方なら、きっと気に入っていただけるのではというお店、お食事処などをご紹介しています。
日帰り観光ではなく、お泊まりいただける方の特権。
それは、夜の美観地区をお散歩できることです。
江戸時代の町並みと西洋風の建築が入り交じる美観地区の雰囲気を損なうことなく、その新たな一面を見せてくれる、夜の美観地区の照明。
その景観照明は、世界的な照明デザイナーである石井幹子(いしいもとこ)さんがプロデュースしたものです。
昼間とは違って、お店も閉まって驚くほどの静けさに包まれる、夜の美観地区。
そこをゆっくりと歩く時間は、日常では感じられない体験になると思います。
お泊りの方は、ぜひその贅沢な時間を味わってみてください。
美観地区内、各所。
『てまり』にお泊まりいただくお客様には、ぜひ行っていただきたいお店。
江戸時代の町家を利用した民芸品店です。
陶器や磁器のうつわやコップ、本染め手織の織物、吹きガラスなど、その名の通り『民藝』の心が息づいています。
名前の由来は、長らくお店をされてきた店主の小林融子さんの名前から。
小林さんが自ら足を運んで手に取って仕入れたものばかりを並べています。
倉敷遊楽窯や酒津榎窯などの素朴な作品から、小谷ブルーと呼ばれる倉敷ガラスまで。
手頃なものから本格的なものまで揃っています。
小林さんは2021年内で店主から引退され、2022年から写真家の山本尚意さんがお店を引き継がれて新たなスタートを切られています。
倉敷市阿知2-25-48
086-424-8722
●営業時間
10:00~18:00
※年に数回展示会を開催。
●定休日
月曜日、第2・第4火曜日
倉敷川沿いにある、日本の郷土玩具を集めた博物館。
『倉敷民藝館』の初代館長でもある外村吉之介さんの助言を得て、古い米蔵を活用して1967年にオープン。
約5,000点にも及ぶその点数の多さは驚異的です。
紙、木、土でできている玩具や和人形には、懐かしさを感じる方も多いはず。
倉敷市中央1-4-16
086-422-8058
●営業時間
10:00〜17:00(3〜11月は9:30〜)
●定休日
1/1
●料金
大人500円、中〜大学生300円、小学生以下無料(展示館のみ)
上述の『日本郷土玩具館』には、ショップとギャラリーも併設されています。
店内の雰囲気は、『日本郷土玩具館』さんとはまた少し違い、ガラス張りの明るい空間。
茶室の柱と屋根だけ残してリノベーションした建物です。
ショップでは、小谷眞三さん・栄次さんの倉敷ガラスを中心にした陶器や漆器、岡山産のお菓子などをと扱われています。
奥の蔵の『+1(プラスワン)ギャラリー』では、地元作家さんの個展もよく開催されており、独特の雰囲気の中で見る作品は見ごたえがありますよ。
岡山県倉敷市中央1-4-16
日本郷土玩具館 となり
086-422-8058
●営業時間
ショップ
10:00〜18:30
(3〜11月は9:30〜)
+1ギャラリー(展示会期中のみ)
10:00〜18:00
(最終日は16:00まで)
●定休日
1月1日
大原美術館の裏手にある、ギャラリーと一棟貸しのお宿。
ギャラリーの方は、会期によって変わる企画展がメイン(一部、常時販売の作品もあります)。
その作家さんのセレクトがとても芯が通っていて素敵なので、どんな作家さんでもじっくり見てしまうギャラリーです。
なお、この下でご紹介する日本料理店『Bricole』は、ギャラリーの方の2階にあります。
『滔々』さんと『Bricole』、セットでぜひどうぞ。
倉敷市中央1丁目6-8
086-422-7406
●営業時間
10:00〜17:00
●定休日
月曜日
※祝日の月曜は営業(翌日の火曜が休業)。
展示替えなどによる臨時休業については、公式サイトでご確認ください。
https://toutou-kurashiki.jp/
うつわ、昆布を中心にした出汁、そして瀬戸内の旬菜を堪能できる日本料理店。
2020年には『ミシュランガイド岡山 2021』にも掲載されました。
料理長の矢長さんはうつわも大好きで、八寸に使っているのは赤木明登さんが作る存在感のある漆のお皿。
料理とうつわ、どちらも深く味わいたい方にピッタリの料理店です。
なお、私たち『暮らしの宿 てまり』の会社(株式会社行雲)のお店なので、姉妹店ということになります。
岡山県倉敷市中央1-6-8 2階
086-425-6611
●営業時間
12:00〜14:30、18:00〜22:00
●定休日
年末年始ほか不定休
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
https://www.bricole.kitchen/
『暮らしの宿 てまり おいとま』徒歩5分と便利です。
『暮らしの宿 てまり ゆきかい』からも、美観地区の町並みを歩いて同じく徒歩5分ほど。
瀬戸内の新鮮なお魚料理が自慢、おとうさん、おかあさんの人柄が最高です。
今日仕入れた魚を使っているのでお値段は時価になりますが、美味しいお酒とお魚をメインに楽しんでいただけます。
岡山県倉敷市本町5-14
086-422-1626
●営業時間
17:00~22:00
●定休日
日曜日
※翌月曜日も祝日の場合は、日曜日を営業し、翌日の月曜日がお休み
詳しくはウェブサイトをご覧ください。
http://yae-kura.sakura.ne.jp/
岡山産の「たかきび」を使った麺「たかきびめん」を提供されている料理店さん。
このたかきび麺は、岡山ならではどころか、今ではこの冨来屋本舗のご主人でしか製造できない郷土料理。
さらに岡山の希少なブランド牛・千屋牛(ちやぎゅう)の牛丼もぜひ食べていただきたい一品。
ランチではその二つのセットがありますので、おすすめです。
これを書いている私(犬養)が、この3〜4年間で最もお昼に通っているのがこちらだと思います。
『林源十郎商店』さんの敷地内にある、築90年の日本家屋を改装したお店です。
店内の奥にずっしりと置かれたイタリア製の薪窯で焼かれるピッツァが絶品。
イタリア産の粉と塩をつかい、天然酵母でじっくりと低温、長時間発酵させた生地は、何度食べても飽きがこない美味しさです。
観光でいらして「せっかくだから地元っぽいものを食べたい」という方には、『モモタロー』というビスマルク風のピザがおすすめ。
桃太郎ポークや黄ニラなど、岡山の素材を存分に活かしたものです。
(私もだいたいこれを注文してます)
岡山県倉敷市阿知2-23-10
086-423-6021
●営業時間
[モーニング]現在中止
[ランチタイム]11:30~15:00(14:30L.O.)
[カフェタイム]15:00~18:00(土日祝、繁盛期のみの営業)
[ディナータイム]18:00~21:00(20:30L.O.)
●定休日
月曜日